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帰りの飛行機はガラ空きだった。
エミレーツ航空のエコノミークラスは全く人がいなくて、心優しいキャビンアテンダントの方から、「向こうの座席に移動していいですよ」と声をかけていただき、4列シートを1人で独占できた。
ふと、この肘置きレバーを全部上げて、横になりたいなと考えていたが、「マナーがよくないかも🙄」と他の乗客の方に引け目を感じてやめることにした。
映画を見る気になれず、頭の中で旅行の振り返りと1人反省会が勝手に始まっていた。振り返ると、ヒースロー空港に着いた瞬間から、”いつもの感じ”を体感してしまったのは、Vlogでロンドンを予習しすぎたせいで、既視感を覚えて妙に落ち着いて行動できたからだと思う。
文化も歴史も含めて知った上で恥じない行動をしようと念入りに調べすぎたのが良くなかったのだと思う。けれども、だからといって、直前までスケジュールを詰めていなかったから、準備万端だったわけでもなかった。
行きたかったところにすべていけたわけではないが、総じてロンドン一人旅はとても満足している。
昼間と夜で感じる気持ちが違った。街はクリスマス仕様になっていた。
街並みは「いま、私は旅行をしているんだ」という気持ちにさせてくれたが、同時に、私はずっと孤独であることを呆れるほど知れた。
